先見の明があったわけではありません。

先見の明があったわけではありません。耐えきれず予約をしただけです。でも正解でした。最初に英語のツイートでアメリカのCDCが入国時の陰性証明提示を撤廃する可能性があると知りました。翌日にはニュースが出ていて、とりあえずワクチンを打っておけば、陰性証明不要が本決まりになりました。

世の中の人の動きは早いですね。予約した日程でユナイテッド航空のマイレージ予約を検索したら、行きは最低マイル数の空きがなくなっていました。夫婦で11万マイル使いましたが、今から予約していたら、8万マイル近く余分に必要になるところで、やっぱりもったいないなぁと言いつつ予約していない気がします。

陰性証明がなくなったお陰で、夫婦で4−5万円の出費がなくなります。もっとも、出発の段階で何が起きているかは分からず、外国人の日本への入国を緩和すると感染者数が増えるというのは常識の範疇みたいです。ぬか喜びはしないようにします。

ANAも大型A380のホヌを毎日就航させるとウェブ広告が出てきました。感染リスクは消えませんが、少しでも元の常態に戻す努力は必要だと思います。行く気になったのだから、まずは、予約しておいて良かったと思います。

気楽にハワイに行けなくなる？

カミさんが、JALのハワイ往復が5万5千円と言うので、もちろんネットの広告は見ていたのだけれど、同じ日程で旅行したらいくらかかるのかを計算すると、驚きの結果に。

まず、JALは運賃は二人分で11万円になったけれど、燃油サーチャージなどでプラス13万円。合計で24万円の費用。オフシーズンで一人12万円は高い。ANAとユナイテッドは、28万円。これに宿泊。予約したのは、ヒルトンハワイアンビレッジのグランドアイランダー。部屋はパーシャルオーシャンビュー。空きがないのだけれど、楽天トラベルの料金を見ると1泊8万円前後。7泊で56万円相当になる。

安い方のJALを利用したとしても、旅行費用は80万円。家族3人だと100万円コース。もちろん8万円の部屋に泊まる必要はないけれど、それでも1泊300ドルはするから4万円で7泊28万円。個人手配だとハワイに行くのに二人だと50万円。4人家族だと80万円ぐらいを見ておく必要がある。これに、レンタカーが最低5万円。一日の食事が最低でも1万円。オプショナルツアーを入れたら、4人家族で100万円が普通に飛んでいきそう。

念のために楽天トラベルで大人二人で7泊のハワイ旅行を検索すると、普通が50万円。ホテルのランクを下げても40万円半ばまで。ラグジュアリーホテルだと80万円、100万円となるので、何となく考えた数字は間違っていない感じ。これが1ドル150円とかになったら、普通のサラリーマンは海外旅行どころじゃなくなる。

もちろん、日本より物価が安い国に行けば、状況が異なるのだけれど、趣味が海外旅行なんて簡単に言えなくなって、ハワイが憧れの行き先に戻ってしまう時がくるのかも知れないと思うと、ちょっと悲しいものがあります。