ハワイアン航空のホノルル発成田行きの機内をレポートします。ユナイテッドのビジネスクラスを予約していたとは言え、マイレージ利用の振替便なので他人の何とかで相撲を取っている感が否めませんでした。しかし、折角の機会ですから搭乗を楽しもうと気後れしないように言い聞かせていたのでした。自分で取ったわけでもないのに、座席は1A。20数年前にこれまたマイレージで利用したファーストクラス以来のシート番号です。
さて、座席の全景がなくて申し訳ありませんが、フルフラットになるシートです。座席に広げるマットがあって、上から掛けるキルティングがあります。フォトの右下にビニルに入った状態のものがそれです。シートなどには革調のダークブラウンが使われていて落ち着いた感じです。
ウェルカムドリンクに赤ワインをチョイス。ピノ・ノワールを選んだと思います。マカデミアナッツが山盛りで、摂取カロリーが気になるので全部は食べなかったですよ。
ビジネスクラスの座席にはモニターが付いておらず、iPadが配られます。映画も音楽もiPadに入っているのだろうと思います。ヘッドフォンの音質は、iPhoneの純正よりもよかったです。映画は、マイインターンともう一本を観ました。
食事です。これまた和食をチョイス。和食が食べたいというよりは、少し軽い食事がよいという意味でのチョイスです。帰国便は牛肉を食べるのを基本としていたのですが、年齢の影響なのでしょうね。味は、悪くありませんが、ハワイアンなジャパニーズと言う感じです。欲を言えば、もう一品か、こんなものが出てくる!みたいな驚きがあると良かったです。
デザートは、普通です。もっとハワイアン押し出しでも良いのになぁと思います。日本のエアラインはエコノミーだってアイスクリームが出る時代ですからね。
東京−ホノルルの行きは7時間以下ですが、帰りは9時間以上になります。特に独りで乗っていると段々辛くなってきます。なんとか乗り切って、着陸態勢に入る前に軽食です。照り焼きとバーベキューソースを足して2で割ったような味です。バンズは、食パン系じゃなくて、デニッシュ寄りの生地でした。
アメリカの航空会社が日本路線に力を入れだした頃、90年代前半だったと思いますが、例えば、ユナイテッドにはアンバサダーと呼ばれる赤いスーツを着た女性がいました。キャビンアテンダントの仕事は一切せず、日本人の乗客が困っていることを助けてあげると言うのが役割でした。機内の雰囲気は、アメリカンだけど、日本人にはフレンドリーという感じでした。
ハワイアン航空に搭乗したら、その空気を思い出しました。中国語のアナウンスはありません。終始一貫、英語と日本語の世界です。就航して1年でまだ頑張っている感じもあるのだと思います。食事もサービスもこれと言ってエッジが利いたところはなかったですが、全体的には好感が持てる、居心地の良いフライトでした。また乗りたいかというと、絶対Yesと答えます。まだの方はぜひ一度ご搭乗ください。
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