2017/10/28

フライトキャンセルからの学び

フライトキャンセルに遭遇したら決定と同時に再予約の電話をかけて、とにかく列に並ぶということはすでにお伝えしたとおりです。ただこれは、日本の出発前とか、代理店のツアー参加とかなら対応方法は異なると思います。実際、JTBやHISのスタッフと思われる人が待ち受けていました。外国のエアラインで、帰国便という普通の日本人なら選択しない条件を好まれる方は私の経験をぜひ参考にしてください。

ところで、冷静に記憶を呼び起こすとフライトキャンセルというのは初めてではありませんでした。アメリカで国内便が飛ばなかったことが2回ほどありました。出発が1時間以上遅れてトランジットに次のゲートまでダッシュしたこともありました。今回のケースが違ったのは、出発できずに宿泊する羽目になったということです。今まで見たことのない世界だったので、他の人のことが気になりました。ネットで検索すると発見がありました。

まず、LCCは他社のフライトには振替えてくれないということです。まったく認識がなかったので驚きました。事故がなくても普通運賃(細かい条件は要確認)なら裏書きをしてもらって他社便に乗り換えできます。今回私はマイレージでビジネスを取ったわけですが、ハワイアン航空のチケットクラスはPというビジネスでは安い部類のチケットだと思われます。しかし、事実としては、マイレージのチケットでもユナイテッドはハワイアンからチケットを購入して振替えてくれたということです。

LLCが自社便以外に振替えてくれなければどうなるでしょう。100人乗りの飛行機が日本へ飛べなかったとします。翌日以降ハワイに90人が乗ってくるとします。1便しかなければ、出発できなかった乗客は毎日10人しか運べません。最悪のことを考えれば、LCCを選ばないか、飛行機遅延補償が付いた海外旅行保険を選ぶのが懸命です。例えば10万円補償してくれれば、ハワイから別便を購入して帰国できる可能性が大です。

他に学んだことは、携帯電話の通話機能の重要性です。家族や友達同士ならLINEとメールで済ませられます。エアラインの予約だとやはり電話が重要です。今回ハワイでGoogle Voiceの電話番号を獲得しようと思っていたのですが、すっかり忘れていました。電話がなければさらに2時間余計にかかっていたように思います。翌日帰れなかった可能性もあります。それと最後に、英語が不得意で、電話もなければ、空港にある発券カウンターに行って再予約するのが確実ではないかと考えました。


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