チャイナタウンからバスに乗ってカカアコあたりに向かってSALTに立ち寄りました。その後、カカアコに新しくできたホールフーズに行くつもりで歩いていました。ワードアベニューで出ると、以前はスポーツオーソリティがあった建物が見えました。今では、ロコの人たちが出店するマーケットになっています。
オハナハレマーケットプレイスという名前が外の壁にかかっています。入っていくと、ちょっとさみしい感じがしますが、それなりに良いものを売っている店もあります。その中で気になって足を止めたのが一軒のウクレレショップでした。気が良くて、やさしそうなおじさんが一人で店にいます。
弾いているウクレレは、優しい音色がしていい感じでした。話しかけてみると、最初はワイマナロでウクレレショップを開いていたとのことです。その後、スタジアムのスワップミートに移り、現在は、オハナハレマでお店を開いていると伺いました。おじさん一人で開いている店で結構高級なウクレレも扱っているので、「ハイエンドのウクレレも売ってるんですね。」と話しかけると、「お店の名前が、ベストハワイアンウクレレだからね。」とのお答えでした。
一人でやっている商売で高い値段の商品を持つには在庫費が嵩むし、大変であることは間違いありません。第一、一人で商売しているお店に大手のウクレレメーカーが売ってくれるのかという問題もあると思います。おじさんから聞くところでは、「原価が高い割に、お客も値引きを期待するし、そんなに利益が出るわけじゃないし大変だよ。」との話。
おじさんが弾いていたのは、カナダで作られているウクレレだそうで、そんなに数は作っていないけれど物はいいよと説明してくれました。他にも、もう作るのを止めた製作者のウクレレも並んでいるとのこと。フェースブックを見ると隠れた名店じゃないかと思わせる感じが伝わってくると思います。
ワイキキのウクレレショップではもちろん高価なモデルを売っています。でも、一人で店番しているのが高校生ぐらいの感じだったり、東洋系の商売しか考えていない(印象だけ?)ようなタイプだったりするので、こんなところでホントに買っていいの?と感じることが多いです。
そういう意味では、このBest Hawaiian Ukuleleは貴重な存在だと思っています。長年ウクレレを売ってきた、実直なおじさんにいろいろと相談できるはずです。もちろん英語が必要ですが。おじさんが確かな眼で選んだウクレレからお気に入りの一本を選ぶ。納得が行く買い物ができると思います。ウクレレを買いたいと思っている人は、ぜひ訪ねてみてくだい。
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