カメハメハ大王が生まれた場所。

今回のハワイ島旅行では、へなしゅんのハワイ本に助けてもらいました。一足違いでハワイに復帰されたので、インスタを通じてコンタクトを試みましたが、家探しと引っ越しで超多忙とのことでした。その後、家が見つかったようで良かったですね。

話を元に戻します。

へなしゅんの本にカメハメハの生誕地があると見たので、これは是非とも行かねばと予定に入れていました。ハワイを愛する者として、ハワイを作った神や偉人たちには最大限の敬意を表すと、いつの間にかそうなってしまっているのです。ホノルルにあるモーザリアムには行ったことがあるでしょうか？

場所は、モオキニヘイアウでワイコロアから車で1時間ほどのところです。途中までは、普通の道ですが、グーグルマップに従って進んでいくと、轍以外は草が生えている舗装されていな道路になりました。不安を抱えつつ進みます。

途中、許可のない車以外は進入禁止という手書きの標識を見たのですが、ゲートは開いていて通行可能。「ハワイの神様、お許しを。お導きを」と心に念じながら、ソロソロと先に進みました。視界が開けると海が見えて、石が積まれたヘイアウが見えてきました。

そばまで行っていいのか迷っていると、四駆のピックアップトラックを運転したがっしりした若い男性が声をかけてくれて、下まで行けると教えてくれました。間近で駐車して、車から出ると、先ほどの男性が再び話しかけてくれました。聞くところによると、その日は、カメハメハ大王がなくなってから200年の命日で、セレモニーが行われていたとのことでした。その名残か、その場所には不似合いな白いテントが設置されていました。

セレモニーが行われている最中なら、この場所に近づくことはできなかったし、フライトの乗り換えが2時間半早くなければ、ゲートが閉まっていたかも知れません。多分、カメハメハがまだ近くにいたように思います。空は青く、海の向こうには、マウイ島が見えています。不思議な導きに感謝を捧げてその場所を後にしました。